図形ツールでキャラ作成 Adobe Illustrator 講座04

「イラレって絵を描くソフトだよね?絵が描けないから苦手かも」
と言う人は多いですね。もちろん本格的に描こうと思うなら、Illustratorでもいわゆる画力的なものは必要になります。でも簡単なもの、図形の組み合わせならバランスに気を使えば結構イケてしまいます。今回はそんな方法について紹介します。
今回使用する図形ツールは楕円形と直線になります。描き方の基本は同じですので、このページから初めてご覧になった人は、「図形と選択ツール Adobe Illustrator 講座02」からまず読んでいただけると良いかと思います。(でもできれば最初から読んでもらえると嬉しい…)

マスコットベア風のクマキャラを作ろう

では楕円ツールを選択し、適当なサイズの円を描きます。前述したように長方形と同じ描き方になりますので、円の周りに見えない四角形があるイメージで、対角線を引いてみて下さい。これで楕円になります。ShiftやAlt(Option)など複合キー操作にした場合も長方形のときと同じ状態になります。


これがクマの頭になります。次に耳を作りましょう。今度はShiftキーを押しながらドラッグして正円にします。
ここでもしこの「耳の円」の位置が頭から離れてしまったり、内側に入り込んでしまったとしても描き直さなくて大丈夫です。正円を描いたあと選択ツールで選択してからドラッグすれば直せますし、ドラッグ移動がちょっと自信無いようでしたら、キーボードの矢印キーでも移動できますので調整してみて下さい。


リフレクトツールで左右対称に

反対側の耳も作りましょう。また楕円ツールを選択し…いえいえ、せっかくPCで、かつこういう作図の得意なIllustratorを使っているのですから便利な機能を使いましょう。
「耳の円」を選択状態にしたまま、最初に書いた「頭の円」の中心が見えるようにしたいので、【表示】メニュー→【スマートガイド】をチェックを入れてオンにしておきます。そうするとオブジェクトの中心位置にマウスが近づいた時、「中心」という表示がでるようになります。このようにスマートガイドをオンにしておくとオブジェクト同士の位置調整などをガイドしてくれますので便利です。
では、【回転】ツールを長押しして【リフレクト】ツールを呼び出します。
この状態でAlt(Option)キーを押しながら「中心」という表示のところでクリックします。するとリフレクトオプションウインドウが出ますので、リフレクトの軸を「垂直」にして、「コピー」を押して下さい。ここで「OK」を押してしまうと左側の円が消えてしまいます。


シェイプツールで合体

左右に耳ができたところで、今度は耳と頭の間に境界線がありますのでそれを消してしまいましょう。
【シェイプ】ツールをつかうことで複数のオブジェクトを合体させることができます。
【選択】ツールで合体したい3つの円を囲みます。すると3つの円が同時に選択されますので、ここで【シェイプ】ツールに切り替え、左耳→頭→右耳(の円)の順に曲線を描くようにドラッグします。(クマにとっては左耳は右耳が正しいですが説明しにくいので…)
これでマウスから指を離すと3つの形が合体します。


どんどん進めていきましょう。
【楕円】ツールで口の周りの円→左目→鼻という順に作成していきます。スマートガイドがオンのままであれば
なぜ順番があるかというとIllustratorではオブジェクト同士に前後関係があり、一番最後に作成したオブジェクトが一番手前に来るようになっているためです。
閉じた口の線は、【直線】ツールを使いスマートガイドにしたがって中央から左下方向にドラッグします。


左目、閉じ口の線を描き終えましたら、【選択】ツールで選択してリフレクトで反対側にコピーします。このとき囲み選択をしてしまうと、コピーしたくないものまで選択してしまうので、この場合はShiftを押しながら左目、閉じ口、の順にクリックしていくと良いでしょう。選択状態になったらまた【リフレクト】ツールに切り替え、口の周りの円の中心表示にあわせた状態でAlt(Option)クリック、垂直でコピーという前述の手順と同じ方法で反対側にコピーします。


これでクマの完成となります。
このように基本的なツールである図形ツールと、シェイプ、リフレクト、といった機能だけでけっこうカワイイキャラが作れてしまうので、ぜひお試しください。



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