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SedgeDesign カラーモードRGBとCMYK  illustrator CC 講座03

カラーモードRGBとCMYK  illustrator CC 講座03

illustratorでカスタムサイズで新規ファイルを作る時、画面サイズ以外にカラーモードも選択するようになっていますが、そこで問題です。
映像用途、Web用途、印刷用途、それぞれ適切なカラーモードは何でしょうか?

答えは、映像・Web用途=RGB、印刷用途=CMYK、となります。
RGBはPCでお絵かきする人がかなり増えていますので、割りと良く目にすると思いますが、一応おさらいしておきましょう。

RGB

Red(赤)、Green(緑)、Blue(青)の略がRGBですね。「光の三原色」と習ったことのある人は多いのではないでしょうか。

白い色の光を分解すると概ね3色に別れます。これがRGBなのですが、逆に考えますと色を混ぜていくことでどんどん白に近づいていく、別の言い方をすると明るくなっていくので、「加法混色(加法混合)」と呼ばれています。

CMYK

CMYKは…これは一般の人はあまり馴染みが無いのではないカラーモードかな、と思いましたが、今はインクジェットプリンタのインクでお目にかかりますね。

こちらは「色材の三原色」と呼ばれています。Cian(シアン)、Magenda(マゼンダ)、Yellow(イエロー)、Black…は間違いで、最後の一色はKey Plate(キープレート)の略だそうです。

私がデザイン学校に入学した頃まず覚える様に言われたのがCMYKによる色の掛け合わせだったのですが、Kの略が何だったのかよくわからないまま進んでしまったので、Kuroとか、BだとBlueと間違えるから末尾のKなんだとか勝手に覚えてました(汗)

色材の三原色、つまりは絵の具と同じ解釈で大丈夫です。絵の具でいろいろな色を混ぜてみて下さい。濁っていく=暗くなっていきますよね?この事から「減法混色(減法混合)」と呼ばれています。

どんな用途に使われてるの?

RGBはTVやPC、スマホや携帯電話、携帯ゲーム機など、液晶やいまや懐かしいブラウン管など光を直接見るもの。

CMYKは新聞・雑誌、ポスターなど、紙に印刷された紙面を見るものになります。

特性として、RGBは光なので混色しても濁りにくい、CMYKはインクの色(+用紙の影響を受けやすい)なので濁りやすいという事を理解しておく必要があります。

以下にRGBとCMYKのカラーモデルを置いておきます。デザイン系ブログや印刷ガイドブックなどで見る一般的なモデルとはちょっと変えています。


敢えて配置を変えた理由、おわかりでしょうか?

勘の良い方は見てピンと来たかもしれませんね。RGBでいうとRG、GB、BRが重なった部分の色、CMYKでいうとYM、YC、CMが重なった部分の色、双方対応していますよね?

RGBの場合はイエロー・マゼンダ・シアンが2色の光の合成色、CMYKの場合はレッド・グリーン・ブルーが2色のインクの合成色になっているのです。

さて、CMYKと説明しておきながカラーモデルはCMYしかなくKはどこにいったの?という状態ですが、通常カラーモデルにはKは入れません。

基本的には黒はCMYの掛け合わせでも作れるからですが(中央の3色重なった部分)、これも絵の具の使用と同じでどれだけ色を混ぜ合わせても完全な黒にはならず、強いて言うなら濁った茶暗色というのが限界かと思います。

そこで「きれいな黒」を表現するためにKを用いる事になったというのがCMYKが成立している理由のようです。

K=キープレートですが、本来は画像の輪郭を強調するために用意された印刷板のことだそうで、直接的には黒とは関係無いようですが、インクとしては黒を使うのが主流ですね。

この辺日本の印刷と海外の印刷で違うようで、以前西洋の印刷物を見せてもらったときには黒い部分についてはCMY掛け合わせて作っていたりするので、日本の印刷とは紙面全体の印象がちょっと違う感じがしました。

日本の印刷は「人物で言えば黒髪の人が多いのでそこをCMY掛け合わせにすると眠くなるからそこはスミ(黒)を使うんだよ」と先輩デザイナーに教わったことがあります。(まあ、髪の毛の色は最近黒と言いにくいのは置いておいて下さい(笑))

illustratorでの設定方法

基本的にはプリセットで紙用か画面用かを選べば間違いが無いのですが、冒頭で書いたようにカスタムサイズで、という場合がちょっと困りますよね。

ちょっとプリセットを探してみたのですが、昔のillustratorには有った「官製はがき」のサイズが見つけられませんでした。【アートとイラスト】にポストカードは有りましたが…官製はがきサイズではありませんので、ちょっと作ってみましょう。【ファイル】メニューから【新規】を選びます。


新規ドキュメントウインドウが出てきたら、せっかくなので、ポストカードのプリセットを改造して作ってみたいと思います。

まず【アートとイラスト】からポストカードプリセットを選択し、右側のサイズ設定に移ります。


プリセットの詳細は、わかりやすくするために「官製はがき」と名付けます。

官製はがきのサイズは短辺100mm、長辺148mmですので、単位がミリメートルになっていることを確認して幅・高さにそれぞれ入力します。縦・横方向についてはその隣の方向で指定します。

最後に、このはがきをどの用途に使用するのかカラーモードを選択してください。
前述したように画面用ならRGB、印刷用ならCMYKです。

あとは作成ボタンを押せば用途に応じたはがきサイズの画面が作成されます。

まとめ

  • 色の表示の仕方には大きく分けてRGBとCMYKがある。
  • RGBは(液晶などの)画面、CMYKはインクの色である。
  • Illustratorではそれぞれ、使用用途に合わせてモードを選択する必要がある。

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